
当院は犬と猫の腫瘍科・腎泌尿器科に特化した専門部門です。
リンパ腫、乳腺腫瘍、肥満細胞腫などの腫瘍性疾患から、腎不全、尿路結石、膀胱炎、前立腺疾患などの腎泌尿器疾患まで、専門的な知見に基づいた診断と治療をご提供します。大切なご家族の病気に専門医が寄り添い、最適な治療をご提案できるよう努めてまいります。
※予防診療などその他の診療内容はダクタリ動物病院京都医療センターで対応可能です。
診療対象動物
診療対象動物は犬、猫のみです。
※その他の動物は事前に連絡を頂き、要相談となります。
診療時間
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前9:30〜12:00 | ー | ー | ー | ※ | ⚫︎ | ⚫︎ | ー |
| 午後15:00〜18:00 | ー | ー | ー | ※ | ⚫︎ | ⚫︎ | ー |
- 外来診察:金曜日・土曜日(※木曜日は要相談)
- 手術検査時間:12:00 〜15:00
- 初診最終受付:17:30まで
- 祝日に関係なく、通常通りの診察時間で診療を行なっております。
- ダクタリ動物病院京都医療センターとは診療時間が異なっております。
- 予約の電話は、金・土曜日以外も対応しております。
腫瘍科外来
犬・猫のリンパ腫、乳腺腫瘍、肥満細胞腫などの腫瘍性疾患の診察と治療を行います。

がんの診断・がん検診
当院では、犬と猫のあらゆる腫瘍に対応した診断が可能です。細胞診、組織生検、骨髄吸引検査などの特殊検査を実施し、CT・MRI撮影は近隣の画像センターと連携しています。また、がんの早期発見・早期治療のため、「がん検診」を提供しています。検診内容は、腫瘍認定医による全身身体検査、血液検査、X線撮影、超音波検査などです。検診は予約制で、費用は体重に応じて60,000円(税別)〜となります。

腫瘍外科
当院では、犬と猫の腫瘍を専門に、一般的な手術から肝臓、肺、甲状腺などの特殊な手術、さらには緊急手術まで幅広く対応しています。

化学療法
犬や猫の血液腫瘍や固形腫瘍に対する抗がん剤治療を行っています。動物への負担を最小限に抑え、副作用を防ぐ処置を重視しています。また、抗がん剤感受性試験に基づいたオーダーメイド治療や、安全管理も徹底しています。

免疫療法
免疫療法は、動物が本来持っている免疫の力を利用してがんと闘う治療法です。
特殊な薬剤などで免疫細胞を活性化させ、がん細胞を異物として認識・攻撃する力を高めます。この治療法は、がんの進行抑制や症状緩和、QOL(生活の質)の向上を目的とします。
体への負担が比較的少ないため、高齢の動物や他の治療法との併用も可能です。ご家族にとって新しい治療の選択肢の一つとなります。

放射線治療
高エネルギーの放射線を腫瘍に照射して、がん細胞を破壊する治療法です。手術が困難な部位(脳や鼻腔など)にできた腫瘍や、手術で取り残した可能性のあるがん細胞に対して行われます。正常な細胞への影響を最小限に抑えながら、局所のがんを治療することが可能です。適応かどうかの判断を行い、対応可能な施設へお送り致します。

緩和ケア
がん治療の4本目の柱として「緩和療法」を重視。腫瘍による痛みや治療の苦痛を和らげ、動物と飼い主のQOL(生活の質)向上を目指します。褥瘡や失禁など、高齢の動物に多い身体的なトラブルの相談も受け付けています。
腎泌尿器科外来

急性・慢性の腎不全、尿路結石、特発性膀胱炎、前立腺疾患などの腎泌尿器疾患の診察と治療を行います。血尿、頻尿、多飲多尿、食欲不振など、気になる症状が見られる場合は、どうぞお早めにご相談ください。動物たちの生活の質を維持できるよう、最適な治療をご提案します。
手術・入院について
麻酔・疼痛管理について

手術中、全身麻酔で意識がなくても、動物の体は痛みを感じています。持続的な痛みは神経を過敏にし、術後の痛みを増強させる「ワインドアップ現象」を引き起こすことも知られています。当院では、こうした術後の苦痛を最小限にするため「マルチモーダル鎮痛」を実践。これは作用の異なる複数の鎮痛薬や局所麻酔を効果的に組み合わせ、様々な痛みの伝達経路を遮断する方法です。これにより、副作用を抑えつつ最大の鎮痛効果を引き出します。その子の状態に合わせて最適な疼痛管理を丁寧に行いますのでご安心ください。
手術前の検査
安全な麻酔と手術のために、事前の健康状態のチェックは欠かせません。見た目ではわからない内臓の機能や体の状態を、血液検査やレントゲン検査で詳細に評価します。これにより、一頭一頭の動物に最適な麻酔計画を立て、手術のリスクを最小限に抑えることができます。大切なご家族を安心してお預けいただくための、重要なステップです。
検査内容
- 血球計数
貧血や脱水、感染症の有無などを評価します。体の基本的な健康状態を知るための重要な検査です。 - 血液生化学検査
肝臓や腎臓など、内臓の機能を数字で評価します。麻酔薬の代謝や排泄に関わる重要な項目です。 - 血液凝固系検査
血液が正常に固まるかを確認します。安全な手術に不可欠で、出血のリスクを事前に評価します。 - 胸部レントゲン検査
心臓の大きさや形、肺の状態を画像で確認します。心臓病や呼吸器疾患の有無を評価します。
検査費用
お電話でお問い合わせ下さい
※動物種や年齢、基礎疾患によっては検査項目を追加することがあり、費用が前後いたします。
手術・入院の流れ
受付・お預かり
予約時間までに受付をお済ませください。
診察室にお呼びして、獣医師と面談します。
手術の時間や内容について再度ご確認いただき、お迎えや面会の予定も確認します。
手術までの準備
お預かり後速やかに、手術の準備のために静脈点滴をはじめます。
飼い主さまは、いつでもご連絡が取れる状態のまま、ご自宅等でお待ちください。
手術
手術は12時~16時の間に行います。
予定外のことがない限り当院からご連絡することはございませんが、ご希望があれば麻酔覚醒後にご連絡を差し上げます。
気になることがございましたらお電話にてお問い合わせください。
面会
ご希望がございましたら、手術が終わった後ご面会することが可能です。
ご面会時間は診察時間内に限らせていただきます。
術後・入院
手術内容により入院期間は異なります。
手術後10日頃に抜糸を行うため、ご来院ください。
入院について
- 丁寧な看護
入院中の動物たちが安心して過ごせるよう、獣医師と愛玩動物看護師が状態を見守ります。 - 各種モニターによる詳細な健康管理
必要に応じて心電図、心拍数、酸素飽和度(SpO2)、血圧などを継続的に測定し、細かな体調の変化を把握します。 - 常に目が行き届く安心の設計
入院室は、スタッフが医局にいる間もICUケージの様子を直接確認できる構造で、見守りが途切れることはありません。 - 院内全体でのリアルタイムな情報共有
ICUの生体モニター情報は院内のディスプレイにも表示され、スタッフ全員がいつでも容態を一目で把握できる体制を整えています。
入院中の生活について
冷暖房完備。食事・お散歩等の管理はお任せ頂きたいと思いますが、特別な習性や性格、体質、食事癖、嘔吐癖、噛み付き癖が有る場合予めお知らせ下さい。又、病気療養中ですので、面会中のおやつや食事の差し入れ等も前もってご相談下さい。